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宝くじは何歳から買える?高校生や18才は年齢制限にひっかかる?

宝くじは一攫千金を狙って、夢を掴めるのか楽しむもの。

そんなイメージがありますよね。

そう、お金はみんな大好きです。

「高額当選したら家を建てたい、車を買いたい」

「あのブランドのバッグが、ずっと欲しかったのよね」

なかには、

「子供のころ親に買ってもらえなかった、あのおもちゃを大人買いするんだ」

なんて人もいるかもしれません。

そう、子供の頃にも、いろいろ欲しいものがありましたよね?

それは、いまの子供たちも同じです。

「そうか!お小遣いで宝くじを買って、お金を手に入れればいいんだな」

そんなふうに考えつくお子さんがいても、不思議ではないでしょう。

でも、宝くじって何歳から買えるのでしょう?

子供は宝くじを購入できるのでしょうか?

今回は、

  • 宝くじは何歳から買えるのか
  • 宝くじの種類によって年齢制限の有無が異なるのか
  • 子供が宝くじを購入する時の注意点

について詳しく紹介していきます。

宝くじは何歳から買える?年齢制限はある?

そもそも宝くじと一言に言っても、今はさまざまなものがあります。

一番有名と言っても過言ではないのが「ジャンボ宝くじ」。

年末ジャンボ、ドリームジャンボ、などテレビCMでもよく見ますが、このジャンボ宝くじの購入には、ずばり年齢制限はなく、何歳からでも購入できます

つまり、小学生でも、高校生でも購入することができるのです。

 

すこし難しい話をすると、宝くじには「当せん金付証票法」という法律があり、そこに年齢制限があるとは載っていないのです。

では、実際に高校生が宝くじ売り場に、買いに行ったらどうなるでしょう?

先ほど「宝くじには年齢制限はない」とお伝えしました。

しかし、中学生や高校生が制服を着て売り場に行った場合、販売を断られる可能性があります

「え?なぜ?年齢制限はないんでしょ?」

と疑問に思いますよね。

 

何度もいいますが、たしかに年齢制限はありません。

ですが、トラブルを避ける目的で、売り場によって「18歳未満の方は購入できません」と、年齢制限を設けている所もあるのです。

いくら法律では認められていても、実際は未成年への販売を断っている売り場があるのが現状です。

宝くじの種類で異なる年齢制限の有無

ここまで、ジャンボ宝くじについて説明しましたが、宝くじ売り場で販売しているのは、ジャンボ宝くじだけではありません。

他にも、

  • ロト
  • ナンバーズ
  • スクラッチ
  • サッカーくじ(BIGやtoto)

などがありますので、それぞれについて見ていきましょう。

 

まず、ロトやナンバーズ、スクラッチ、この3つも年齢制限はありません

なので、未成年でも購入することができます。

では、サッカーくじ(BIGやtoto)はどうでしょう?

このサッカーくじついては、未成年の購入ができないようになっています。

つまり、年齢制限ありです。

「どうして?」と思われるかもしれませんが、その理由はギャンブル性が高いから、と言われています。

というのも、ジャンボ宝くじやロトは単純で、思った数字を決めて購入するだけなので、ギャンブル性は高くありません。

ですがサッカーくじは、

  • どのチームが勝つのか
  • どのくらいの得点差なのか

というふうに、勝ち負けによって当たりハズレが決まるため、ギャンブル性が高いと判断されているのです。

そのため「社会的に未成熟な青少年への影響に配慮した制度」として、未成年は購入できないことになっています。

保護者同伴なら買える?当選金の受け取りにも年齢制限あり?

では保護者同伴なら、宝くじは買えるのでしょうか?

結論を言うと、保護者同伴なら、子供でも宝くじを購入することができます

 

では、保護者同伴で子供が購入した宝くじが、もし高額当選をしたらどうなるでしょう?

高額当選金の受け取りは、未成年ではできません

宝くじの当選金は、50万円を超えた場合、身分証明書を見せなければなりません。

ということで、未成年が高額当選金を親に内緒で受け取ることは不可能です。

つまり、もし仮に未成年が親に内緒で宝くじを購入できたとしても、50万円を超える当選金は保護者がいなければ受け取れないのです。

高校生が宝くじに高額当選した実際の話

実際、私の身近で、こんな話がありました。

当時、私が高校生だったころなので、数十年も前のことです。

 

知り合いの中学生の子が自分のお小遣いで、親に頼んで一緒に宝くじを購入したところ、なんど10万円が当選しました。

大人からすると、10万円程度かもしれません。

でも、高校生だった私は10万円が当選したと聞き、

「そんな大金、宝くじってすごい!!」

と思ったことを記憶しています。

そして、その中学生は素直に10万円当選したことを両親話したのですが、問題はここからです。

その中学生の子、

「自分のお小遣いで当てたくじだから、10万円はすべて自分のもの」

と思っていたのです。

もちろん、ご両親は大反対。

「中学生に10万円なんて大金を渡せない」と言い、だけど、

「せっかく当たったのに、全額没収はかわいそうだから」

と、預金することを条件に半額を渡しました。

それこそ、「あれも買いたい、これも欲しい」と考えていたのにすべて買えず、「親に素直に言わなきゃよかった」と呟いていました。

 

この実話のような親御さんの対応は、間違いではなかったと思います。

しかし、お子さんに不満が残ってしまったのも事実ですよね。

なので、そうならないように、子供がお小遣いで宝くじを購入する時の注意点について、最後に紹介します。

子供が宝くじを購入する時の注意点

子供が宝くじを購入する時の注意点は、次の6つです。

  1. ハズレだったと子供に嘘をつかない
  2. 高額当選したら預金する事を約束してもらう
  3. トラブル回避について話し合う
  4. 当選金は親が管理する
  5. 子供が欲しいものは話し合って決める
  6. 社会勉強程度にとどめさせる

① ハズレだったと子供に嘘をつかない

子供がお小遣いで購入した宝くじが高額当選をしていたら、当たっているのに、ハズレだったと嘘をつきますか?

もしそう言ったとしても、子供が自分で調べたら簡単にバレてしまう噓ですよね。

嘘をついたことで親子の間に溝ができてしまう、なんてこともあるかもしれません。

なので、ハズレだったと嘘をつくのは止めましょう。

② 高額当選したら預金する事を約束してもらう

では、どうしたらよいのか。

子供が自分のお小遣いで購入したものですから、当選金については子供に権利があります。

とはいえ、やはり高額なお金を子供が持っておくことは、一般的なことではありませんよね。

やはり、一番良いのは購入する前に、高額当選をしたら将来のために親が預金することを、あらかじめ約束してのが良いでしょう。

③ トラブル回避について話し合う

それとあわせて「もし宝くじが当たったら、誰に話す?」などを考えさせるのも、トラブルを回避するためにも必要でしょう。

子供は無邪気に高額当選したことを、お友達に気軽に話してしまうかもしれません。

そうすると、そのお金を巡ってトラブルに巻き込まれる可能性がある事を話し合っておくべきでしょう。

④ 当選金は親が責任を持って管理する

保護者には子供の財産を管理する権利(民法824条)があります。

少なくとも子供が大金を自分で管理できる成人になるまでは、親が管理するのが良いでしょう。

⑤ 子供が欲しいものは話し合って決める

もちろん、子供だって欲しいものはあります。

ですから、その都度、家族で話し合い、必要だと思ったものはその預金から購入してあげましょう。

⑥ 社会勉強程度にとどめさせる

決して無駄遣いなどをしないように金銭感覚を勉強する意味でも、宝くじの購入は良いのではないでしょうか。

とはいえ、はまりすぎるのは心配です。

子供のうちは、社会勉強程度の購入にとどめておいたほうが良いでしょう。

ここまで紹介したように、もしも自分の子供に幸運の女神が微笑んだときのために、うろたえることなく保護者もしっかりと対応できるよう、心構えしておきましょう。

まとめ

今回は、

  • 宝くじが何歳から買えるのか
  • 宝くじの種類によって年齢制限の有無が異なるのか
  • 子供が宝くじを購入する時の注意点

について紹介してきました。

大人でも、突然大金が舞い込んでくると、人が変わってしまう事がありますので、子供であればなおさ注意が必要でしょう。

もし保護者同伴で購入する場合も、ここで紹介した注意点を参考にして、トラブルが起きないようにしておきましょう♪

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